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2018-07-12

タテヨコタテヨコ

絵の具の流れる様子をじっと見つめます。画用紙の端に絵の具の雫が近づくまでひたすら待ちます。ギリギリのところで90°回転させて、また回転させての繰り返しです。一つの雫に見とれていると予想外の雫が急に降りてきて我に返ってまた回転です。
はじめのうちは重力に振り回されていましたが、慣れてくると画面の必要と思われる部分を見つけて、雫の流れをコントロールしていました。
皆さんだんだん小さくなるグリッドの様子からいろいろなものをイメージしてくれたようです。
忙しい毎日、何かに我を忘れて見とれる時間も大切なのかもしれません。

✳︎未掲載の作品は随時更新いたします。

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