toggle
2019-09-17

影絵ボックス

夏の風物詩のひとつの走馬灯に映し出される光と影をイメージしたライティングボックスを作ってもらいました。
題材は自由です。
透明フィルムに描いた絵を投影したり、黒い画用紙に開けた穴から漏れる光を映したり、透過度の異なる2枚のシートに浮かぶ光の階調と黒い影のシルエットの対比を感じながら、光から生まれる微妙な色彩の変化を楽しんでもらえたかと思います。

影は光が無くては生まれないこと、光源と被写体の距離によって遠近のぼかしの変化が生まれること、ロウソクの炎の揺らめきによって画面に濃淡が生まれること、、、
単純な仕組みの走馬灯ですが多くの事が学べる、素晴らしい伝統的な仕掛けだと思います。

 

関連記事