紙、粘土、絵具等限られた材料を使って、いかに美味しそうなお弁当を作るかというシンプルなテーマです。
自分の大好きなおかずだけが入っている理想のお弁当。
想像上の不思議な食べ物の入ったお弁当。
リアルな形、色彩、質感を表現するための発想と工夫に皆さんそれぞれの楽しい個性が表れていました。

✳︎未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

赤.青.黄色の3色の絵具を使った、落ち葉のスケッチです。

一枚の葉を観察しながら、微妙な色の違いを見つけて出し、水をひいた画用紙の上に、たっぷりと水を含ませた筆で色をのせてゆきます。
色の滲み、濃淡の調子によって、落ち葉の風合いが表現できた事が楽しかったようです。
残りの時間は、気に入った落ち葉を色鉛筆でプラ板に描き、ネックレスを作りました。

✳︎未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

「回転」をテーマに、CDコマとコースターを作りました。

CDコマ

CDディスクとビー玉を組み合わせてベースのコマを作り、色彩パターンを描いた円形の用紙をのせて、回転による錯視効果を楽しんでもらいました。
螺旋状のパターンを作りながら錯視の仕組みを理解し、オリジナルパターン、立体パターンなどに挑戦してもらいました。

グルグルコースター

陶芸用の轆䡎を使って、同心円パターンの面白さを体感してもらいました。
渦巻き、波紋、年輪、視線がコースターの中心に吸い込まれていく不思議な感覚がとても楽しかったようです。

✳︎未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

画面の前面に蜘蛛の巣を配し、背景にはハロウィンをテーマにした風景を描いたイメージボードを作りました。

見た目は以外と地味な蜘蛛の巣ですが、3Dペンを使いながら蜘蛛が実際に巣を張る要領で一本一本のラインを根気よく引いて作った、集中力勝負の作品でした。
愛嬌のある主役の蜘蛛に、皆さんの個性が現れていました。

※未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

ハードパステルを削った粉で描いたイメージ画です。
紙の上で色を混ぜたり、広げたり、消しゴムで輝きを表現したり、自作のマスキングを使ってシルエットを描いたり、思い思いの表現でパステルの特徴を活かした柔らかな質感の作品を作ってくれました。

※未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

石膏を使って貝殻のレプリカを作りました。
粘土で作った貝殻の雌型に石膏を流しこみ、硬化を待って着彩を施します。
色彩、雌型に工夫を凝らして思い思いのコレクションを作りました。
薄めの透明水彩絵具が半乾きの石膏に吸い込まれていく様子が心地よかったようです。

※未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

和紙の上にのせたスライムボールをクラゲの傘に見立て、模様、足（触手)を描き加えた半立体作品です。
色温度の異なる3種類(暖色、中間色、寒色)の照明器具を使って和紙の裏から光を当て、透過する光の効果の違いを比べてもらいました。

※未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

「透明感」をテーマに、糊と和紙を使った団扇を作りました。
水、空、雲、宇宙、森、ガラス等題材は自由です。和紙から滲み出る淡い染料を糊の中に溶かしながら、光が透けた状態を想像して混色してゆきます。
1週間後の完成を楽しみにしながらの制作でした。

※未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

3枚のミラーに映る自分だけの世界を楽しむオリジナル万華鏡を作りました。
万華鏡の先端に取り付けた2枚のアクリル板に細長いトレーシングペーパーを挟み込み、それをスライドさせる事で、連続した映像の流れを楽しむことのできる万華鏡です。
はじめのうちは思いつくままに描いていた絵柄も、しだいに自分で工夫しながら、ミラーに反射したグラフィックがどう見えるか、どうしたら反射した映像が美しく見えるのか、計画的な内容に変わっていきました。
色彩の濃淡を使い分けながら柔らかな光を表現したり、幾何学的なシャープな形を強調したり、複雑な模様、単純なライン、皆さんそれぞれが感じる　-美しさ- を小さな筒の中で思い思いに展開してくれました。

人と部屋、部屋と家具、家具と小物のスケール感を理解してもらうための課題です。
30分の1の大きさの紙人形と3メートルの高さの壁を想定した画用紙を用意しました。
作るもののテーマは自由です。
自分の住みたい部屋、カフェ、アパレルショップ、コンビニ、ファーストフード店、駄菓子屋さん、実験室、博物館、ロッカールーム、様々なインテリアを作ってくれました。
内部の作り込みを見ていると、普段の生活で皆さんが何を見ているのか、何を見ていないのか、何に興味があるのか、実際に形となって現れてきます。
普段自分たちがどのような空間で、何に囲まれて過ごしているのか、少しでも興味を持って観察してくれればと思います。

※未掲載作品もございますが、ご了承ください。