シンメトリーをテーマにした切り紙細工です。

•小さく折りただんだ紙を切り抜いて開く。
•半分の絵を描いてから折って切り開く。
紙を開いて現れた、予想外の形に驚いたり、四苦八苦して切り抜いた複雑な形に満足したり、それぞれに試行錯誤を繰り返しながら様々な形を切り出していました。
皆さん、出来上がった形の左右対称の美しさをなんとなく感じてくれたようです。

※未掲載作品もございますが、ご了承ください。

手が動くままにマジックで点を打ち、その点をじっと見つめます。
次第に現れてくる色々な形を線で繋ぎ、何かに見立て、色々な形を見つけます。
その中から気に入った一つを選び、3Dペンでなぞって行きます。
出来上がったフレーム状の形を空中でベースと繋ぎ固定します。
ペンでなぞるスピードしだいで出来上がりの印象がかなり違ってきます。
皆さん、慣れないペンの扱いにはじめは苦戦していましたが、自分の描いた2次元の形が3次元になる瞬間がとても楽しそうでした。

※未掲載作品もございますが、ご了承ください。

赤い下敷きを通して見ると赤色の絵が消えて青色の絵が残る、というシンプルな原理を用いた想像画です。
青色を主題として赤色の絵を消すのか、赤色の絵を主題として青色の絵を隠すのか、発想しだいで次々とイメージが広がるゲーム的な感覚を取り入れた課題です。

※未掲載作品もございますが、ご了承ください。

イチゴの断面を観察し、輪郭、色、模様の特徴を掴みながら、赤、青、黄の三原色➕白の絵の具で、なるべく画用紙いっぱいに大きく描いてもらう課題です。イチゴの断面はひとつとして同じものはありません。モチーフの捉え方も十人十色、それぞれが自分の目で感じたままのイチゴが素直に表現されていました。

※未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

いつもの約2倍の大きさの画用紙に描いた自由画です。
使う画材は太い油性マジックと絵の具と太筆です。
細かい部分にとらわれることなく、のびのびとゆったりとした気持ちで絵を描いてもらいました。
モチーフの選び方、アングル、タッチ、普段とは一足違った、勢いのあるおおらかさの感じられる作品が出来上がりました。

※未掲載作品もございますが、ご了承下さい。

大型ポップアップカードのクリスマス版です。
シンプルな仕組みの立体カードとして、背景の画面と起き上がる部分の対比をしっかりと意識してもらいました。
背景の絵をぼかしたり、重ねたり、バックライト効果を狙ったり、それぞれに工夫を凝らしながら立体感のある表現を試みてくれました。
制作工程の多い、忙しい課題でしたが、楽しい作品が出来上がりました。

砂の中に手を入れて、手触り、温度、重さを感じながら、小さい頃遊んだ砂遊びの記憶を呼び戻してもらいました。
平行線、カーブ、渦巻、などのパターンを描いたり、盛ったり、筆で履いたり、砂の感触を確かめながら画面を構成してゆきます。
枯山水の参考写真を見た上で自由な発想で風景、模様、絵を表現してもらいました。
描いては壊し、壊しては作り、肩の力を抜いてリラックスしながらの課題でした。

4つのタイヤから車としての形をどうやって構成していくのか、試行錯誤を繰り返しながら、皆さんのイメージがだんだんと膨らんでいきました。
段ボール、紙、プラダン、など限られた材料の特性を活かしながら自由なデザインを展開してもらいました。
写真では見えないのですが、宅急便の荷物を丁寧に作ったり、内装に凝ったり、ゴム動力で走らせる工夫をしたり、皆さんそれぞれにこだわりがあったようです。

スキージーを使って自分の好きな色彩の背景を作り、その色とパターンからイメージされる写真を雑誌から切り抜き、テーマを見つけて、それらを貼り付けながら画面を構成してゆくコラージュ制作です。

自分の感覚になんとなく合う景色、色彩、形、物、動物などがぼんやりと見えてきたり、大好きなものをよりはっきりと意識できたり、それぞれの気持ちを素直に表現してくれました。

遠くの夕焼け空と近景のシルエットの対比をテーマにした想像画です。
次第に暮れてゆく微妙な空の色をパステルのグラデーションを使いながら、近景では墨の濃淡によって空間の奥行き感を表現してもらいました。
優しい色彩のパステルの上から、真っ黒な墨で近景を描く事に戸惑いもあったようですが、太い筆を使ったり、割り箸、爪楊枝などでディテールまで描き込んだり、自由でのびのびとした雰囲気の作品が出来上がりました。