墨に浸した糸が作る不思議な模様からイメージを広げてもらいました。模様を一目見て一気に描き進めたり、形が見えるまで一生懸命悩んだり、加筆するたびに次々に内容を変化させたりと、皆それぞれのペースで自分の世界に入っていきました。
墨と糸
未来都市
100年後の街をイメージしてもらいました。
木片と電子パーツのバランスを考えながらの立体構成です。スケール感を意識できるよう、2ミリ程の車を用意しました。なんといってもこのリニアモーターカーを走らせている時が一番楽しそうです。
桜の樹
今日の風と雨で近所の公園が桜色に染まっていました。満開の桜の樹作りです。桜の木の樹皮模様を意識できるよう、一方向の絵の具の流れで幹と枝を表現してもらいました。どの作品も風に舞う花びらの軽やかさと幹の強さの対比が印象的でした。
アクセサリートレー
決められた大きさの円盤の中で一枚のトレーをどう立体的に表現できるのか、それぞれの方法で思い思いに思考錯誤していました。でもやはり自由粘土には熱の入れ方が明らかに違っていました。
桃の屏風
桃の花をテーマに春の訪れを表現してもらいました。まだ冷たさの残る風の合い間に感じられる暖かな空気、小鳥の足跡、力強い大木の根から生まれた桃の花、風に乗る花びら、季節の移り目の微妙な気配を一所懸命に表わそうとしてくれた作品もありました。
宇宙
今回は、宇宙空間がテーマです。遥か彼方に静かに浮かぶ惑星群、きらびやかな天の川、流れ星、小宇宙の爆破による閃光、隕石、見た事のない星座、等々、自分だけの不思議な宇宙が出現しました。皆さん、色の濃淡、星の大小、画面のレイアウトを一所懸命に工夫していました。前回までのグラデーション効果を自然に応用してくれた奥行きの感じられる作品です。
木炭デッサン
今回は、グラデーションの表現、モノトーン版です。木炭の粉を紙に擦り付ける時の微妙な感触で作り出す濃淡の表現に皆さん、とても興味を持ってくれたようです。自由画では木炭を大胆に使ってより力強いタッチでのびのびと制作していました。
※土曜日クラス、お休みした皆さんの作品は順次アップいたします。
らせん
サザエの貝殻を観察することで螺旋の形状を理解してもらいました。
前回までの色のグラデーションに対応して今回は螺旋曲面による3次元のグラデーションです。カップ型ルーレットではビー玉を転がす時のカラカラという音がなんとも心地良く、ポールタイプを選んだ皆さんはさらに、ダブル螺旋、逆螺旋など新しいデザインにチャレンジしていきました。
根気のいる制作にもかかわらず、最期までしっかりとやりきりました。
滲み
たっぷりと水を含ませた紙に一滴の絵の具を落とすことをきっかけに、皆のイメージがどんどん広がっていったようです。
色を重ねたり、のばしたり、混ぜ合わせたり、それらを絵のモチーフと見立てたり、パターンとして捉えたり、滲みをどう展開するのか、皆自由な発想と解釈でのびのびと制作していました。
クリスマスツリー
シンプルな三角錐に浮かび上がる思い思いのクリスマス。今回は一定の条件の中で、何をどう表現するのか、皆いつになく真剣に考えていました。イメージが固まると一気に制作に入り、光の具合を確かめながら慎重に取り組んでいました。